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木造住宅の木組み

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提供 (有)岡田製作所 〒300-0501 茨城県稲敷市鳩崎881
TEL 029-892-6481 FAX 029-892-3377
釣具ガイド(クリスタルガイド SICガイド ハードガイド ステンレス2重巻きガイド、ミルドラム)、
(アンティークガイド、中通しガイド、石鯛ガイド、イソ、キスS環その他)
オクトパスリールシート。
方位磁石…レンズ付きコンパス、6色カラーコンパス他多数あります。
方位磁石用ピポット(V石)

 〈モルタル半化粧住宅の木組みを見る〉

これは木摺りによるモルタルリシン掻き落とし又は漆喰の外壁の木組み等の構造について画像を中心に見てみようというページです、更に別荘山荘の如く急こう配の屋根を持つものはどうなっているか、など。(梁の大きさなどは本物の家を作ろうに載せて有ります)

 Fh000006 これは角柱にカスガイを打っている、米ヒバの土台の下にはモルタルの見切りが打ってある、畳下の松のザラ板が見える.内障子が入るので、サッシは外付けになる。土台の中側に根太掛けも見えます。

 Fh000005 米栂の柱の背割りが見える。

 Fh000007 モルタル下地の木摺りと言う板を打って行くここにラス紙を止め網を取り付けて左官屋がモルタルを塗っていく。この板に耳付きを打つ事があるので、初めに確認をして置いた方が良い。モルタルは仕上げ塗りをいれても10ミリも付けば良い方か荒塗、中塗り仕上げ塗をきちんとやるかどうかがわれの出ないモルタル壁が出来るのですが、荒塗を十分ヒビが入るだけ待ってから、次にかかるかが重要ですが、なかなか省くんです荒やってすぐ中やってしまう、そしてヒビが入らないうちに仕上げをやってしまう、乾いていない方が塗やすいんです。この繰り返しにより左官屋は自分で首を絞めてしまった、ハウスメーカーがドライ工法に舵を切ってしまったのも分かるのです、まずカラー鉄板に変わられた、次はサイディングボードです、此れは鉄鋼メーカーとのし烈な競争があったのだと思う。

サイディングボードや石膏ボードが問題なのは、くっついている紙を分離して捨てられないので、単に埋めて捨てられないのです。メタンガスが発生します。

和風の眞壁作りで柱が見える住宅の場合は完成までに半年かけて作るうちに木が縮んだところで、部屋の造作(仕上げ切り組)をやっていけば狂いの少ない住まいが出来上がっていくのです。眞壁作りでも筋違は入るので和室は良いですよ、部屋も広くなります。片側は大壁作りなので断熱材は50ミリですが効果は十分あります。(工場リホームで実証済みです)

大壁作りの室内が石膏ボードでクロス張りは画鋲や釘が効かないので額をかけたりするのにはあらかじめ板を打って置くことが必要です。

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ラス網にモルタルを塗ったところ、

木舞でどろ壁を塗り込んだ作りから、漆喰の下張として一時期36×9ミリ位の板を9ミリくらい間を明けて打ち壁下地にした事もあった、これにどろ壁を打ったかどうかは記憶にはないが、木の膨張が壁に悪かったのかアクが出たのか、手間が大変だったか分からないが、ラス網式とラスボードが、主流になった。

ラス紙も今は水は通さ無いが通気性のあるものを張るようになった。

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これは12×360の梁が広縁に付いているカスガイが上下に打ってのが見えます拡大すると分かります。

古民家などは立派な梁が沢山見えて凄いなーと思いますが、一般的な住宅でも相当な梁が使って有ります、ですからそれを見るには床天井の部屋を作る事です、牛久邸のリビングはそれを実現したものです、壁で塗ってしまったから分かりませんが、本当はもっと梁が重なって凄くなりすぎるので、隠したのです。

Dscn2780 右上の壁には1尺2寸(360ミリ)の梁がはいっています。

 Fh000014 複雑に入リ組む木組みです。昭和56年は筋違はカスガイを打てば良かった、これでも東北の大地震に何も問題は出ていません。羽子板ボルトは既に付けるのが義務付けられている。でもこれも木が縮ので余りきいていないのでして結局木組みで持っている。軸組は適当に揺れながら地震に 耐えられます。

 Fh000035_2 これは半化粧の垂木間隔が7.5寸ですが棟木までではなく先の部分だけそうします。この家は垂木は米栂にしたが、本当は檜にしなくては、永くはもたないと思う、米栂の上は松といわれたが、松は室内ならば素晴らしいのだが、外の耐久性はちょっと分からない。瓦の雨漏りがしてなければ、米栂は当時の物は質が蜜ですので、銅を嵌めておけばまだまだ持ちます。

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 Fh000015_2 これは二階の柱が乗る梁です、12×360になります。こういう切り組を間違いなくやりこなす大工さんには頭がさがります。羽子板ボルトは木が縮んでネジが効かなくなったり地震で緩むので気休めですから軸組が頼りですから、火打ちなどは必ず土台、桁梁りや軒梁の地回りに切込みを入れて釘打を打ち、義務による羽子板ボルトの飾りを付けるようにすることが肝要です。

Fh000020 右に見えるのがラスボードと言う壁下地でこれに石膏プラスターを塗り仕上げ塗をします。これも本当は荒、やったら10日位してから中仕上げと日をおいてやるのが良い左官屋です。厚いほど眞壁の中に入り頑丈になるし防音防火力も上がります。中塗りをその日にやってしまう駄目な左官屋が多い

Fh000003 二階広縁根太を見る。必ず一尺間にいれます。床天井の場合は梁に切込みを入れてぴったり突っ張る様にいれます。電気ノコで切るので、一本位は切りそこないゆるいのが出ます釘を最後に打ちます建築は随分と確りするはずです。

これは窓側にずらりと地袋を、付けてあります。出っ張りは1.5尺ですカラー鉄板の屋根が付いて物干しとして足場になります。手すりは付いています。中空の軽量鉄骨で作ったので結露して中から腐り何か所か穴が明きそれが空気抜きとなり未だに持っている、檜の手すりにすべきであった。何れ自分でつくりたい。

Fh000001 檜の通し柱角に付くとは限らない。

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右側の梁は柱の上に少し乗っかっている。

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 面皮柱3.5寸集成材。30年経ったが今の所異常はないと思う、面皮の部分が縮まないので面から出っ張って来るのが困るが。

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尺梁を直角に組んでいます、梁が横に倒れないように角の梁どうしを下図の左の如くアリ組にして抜け無い様にします向こう側のはりも柱の上に乗せてアリ組します羽子板ボルトはそれの補強に入れますが木が縮のと地震で緩むので場所にもよりますが余りきかない所が出ます、ですから木組みがしっかりしている事が重要です、今見えているボルトは後からは締める事は出来ません。横倒れをしないように何か所もこういう継ぎが出来るので丈夫な軸組になります。

◎この本は昭和21年12月20日初版本として、世にでたものです再販が22年3月31日です。

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この本は切り組の指導書として、私が長年大切にし必要に応じて読み返している本です。(手軽に出来る、素人建築のこつ)当時の社会情勢がどういうものであったか書き込んでみます。

本書上梓 (じょうしん)に就いて

安住の家が欲しい。この気持ちは戦災者の等しく抱くのぞみである。然し乍 この頃のやうに世情は渾沌として経済状態は不安定であり家はたてがたいが、請負業者に頼みたくも高い手間賃を拂った上、きまった配給の中から食料の心配までせねば来てくれず、此れでは誰しも二の足を踏まざるを得ない。

かてて加えて諸費用は暴騰に次ぐ暴騰で、落成までには當初 の見積もりの二倍も三倍も請求される。豫算が狂う、生活の脅威とさえなるのが現状だ。

業者としても、職人の賃金は鰻昇りに上がっていく、ざいもくを近くの山から運搬するにもトラック一台が千円台を突破する闇値でなければ動かぬやうになっては、これも又やむを得ないだろう。一方借家はどうか。例の住宅営団でやっている復興住宅でさへ軍需関係建造物の移築でさえ十坪平均の二戸建て長屋が二百五十円見当の家賃だと新聞は報道している。この有様では実際手も足も出せない。

如何にせばこれ等の不安定な諸問題を解決し家を建てられるか、此の解決は等しく世人の望むところであろう。 そこで誰しも思い浮かぶことは自分のろうさくで家を建てヽ見たいと言う望みで有る。然しその一面には「如何に器用でもズブの素人に果たして確りした家が建つであろうか?」という危惧と今一つは工作、殊に切り組が簡単に出来るかどうかという不安であろう。

もし簡単に材木の切組みが出来て、たとへ小さなバラックでも自分で建てた家に住んだとしたら、心の底から建設の喜びと「やる気でかかれば何でもやれる」という勇気と創造的信念を湧き立たせることであろう。

再建日本のこれから生活は此の意気と信念が大切ではありますまいか。終戦後諸方のバラックを見学したが。其の中、器用な友人A氏の建てた家を委細に見せて貰ったが、なかなか器用に建てヽ有るものヽ矢張り素人らしい切り組の當を得ぬ点と工作順序を前後した為出来上がりは所詮バラックの域を脱し得ない点が多々ある。

筆者は大震災直後小さい乍自分でバラックを建てヽ後、聊か道楽気も手伝って湯殿、物置などから遂には書斎の建増しまでした経験から、小器用な人なら切り組と工作順序さえ判ればバラック位建てられる!!否、そこらに建っているバラックより遥かに気の利いた明朗な小住宅が素人にも出来ると言う確信でした。そこで御自分の家を御自分で建てようとなさる諸君のご参考までにと本書を執筆した次第であります。

然し大工さんに頼んで建てやろうととなさる方も多々ある事でせう。かうした人々もバラック建築に就いて一通りの予備知識が必要な事は確かであります。設計とか工事は専門の人に任せるとしても、どんな所にはどんな材料を用う可きか、四分板にした所が大節と小節とは開きが大きい、それを適材適所に使い分ければ経費の点でも大きな相違となることだからある程度の予備知識は是非必要であると考えられる。

これ等の点をも欲考慮して、誰にも判り易くする為め図解も出来るだけ多く挿入し図面も断面図は之を避けて、絵画的な見取り図を採用するよう努め諸氏の親切な相談相手として本書を編著した次第である。故に、建築学者の著述になる専門書とは其趣旨を異にする。そこを諒とせられたい。

     昭和二十一年孟夏

                     武州浅川畔にて

                            著  者  

以上は伊藤彌太郎著。  発行所 豊田書房です。

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Dscn3314 たったこれだけの面積の家を建てるのに本格的な切り組を、又雨戸袋の作りや軒の作り方、押入れの作り方等、今でもなんら変わらない基礎知識を大変わかりやすく書いているのには本当に感心します。今はこんな良い本見たことがありません。Dscn3506

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以上二枚の画像は建築のこつ、の画像です、サッシでない、木製ガラス戸に付ける、やり方です。

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岡田邸の雨戸袋です、ラワン製にペンキ塗りしたものです。S56年頃はサッシが主流でしたが、それ以前の住宅は板張り外壁にペンキ塗り、塗り壁が高級住宅らしく、特に檜の縦張りに塗りをかけた外壁はすごいなーとおもった。雨戸袋も木製でした、そういう憧れの住宅を建てたいと思っていたので、せめて雨戸袋だけでも木製にしようと思ったので、ラワン製のガラリのデザインにしたのです。

Dscn3505 木製の枠が有るので後から木の腕など自由に付けられるので、ご覧の様にヨシズや簾が良い塩梅にセット出来ます、簾は出入りに邪魔なときは、上に捲って置くことがすぐできます。

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22ミリ厚の板に少し切込みをいれて、釘でとめます。

Dscn3511 半貫を取り付けると簾の位置も良く成るし、S字金物を下げれば竿もかけらる。

Dscn3512 ガラリ雨戸は日当たりが良すぎると乾燥しすぎて左右に開いてしまい、ガラリの板が外れてしまうので、カスガイや釘で直さなくてはならない。

Dscn3513 一番上部はたいらで、板金で雨仕舞する。木製雨戸は今でも出来るので簾を下げたい所は木製が、便利です、工務店はサッシでも付けられる様にします等と言うが最後は面倒になり、やらないから要注意。シャッター雨戸が今は主流になって居ますが、無精な人が増えたわけです、家のデザイン的には雨戸の方がよいとおもいますが。

大工さんは出来あいの物を買って取り付けるだけです。自分で作る場合はガラリは無理なので、立て板ばりにすれば、そう難しくはないでしょう。枠板など檜で、板は杉の赤みで作れば良いものになります、雨戸の中に当たる外壁に張る板はベニヤはやめた方がいいですよ、端から腐ってきます。上部が板金を張れなければ、傾斜にして板だけでも良いでしょう、コーキングで、壁際はだいじょうぶです。上下の1本鴨居と敷居の材に完成品を釘で打ってとめます。

Fh000023 建築中のこの段階で雨戸袋が取り付けられます。

家を建てるにはどうしても雨仕舞が必要になります、私は自己流で半柱と板金用の鉄板で大概のものは作りますが、難しい点は、初めの折り曲げの寸法を忘れて材料が足りなくなったりすることです。

これは棟、母屋,桁、軒桁、眞束、天秤、天秤束、をきちんと入れて軸組を作っています、此れが本式です。屋根の傾斜が大きいのに天秤を使わないのをローソク束といいます、屋根裏を利用したりするので、略式にしますが単に手抜きしていると思います。

 Fh000026 これは天秤束を入れるほど切り妻が大きくないので入れてないと思ったが小屋梁が大きいから、天秤にする必要が無いという事が分かった。大工さんは今半化粧の広小舞を付けている軒垂木側に広小舞を打ちつける場合は弾むのでかなり釘打ちは難しんですよ。木摺りの場合眞つかや母屋つかは相当強化される。

「以下は急こう配の屋根の軸組です」

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この面は北側になります、吹き抜けの窓が付きます。

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半柱位の垂木なので丈夫そうに見えますがサイドから斜に釘を打つので余り丈夫ではありません通常の垂木に上から釘締めの方が頑丈です、屋根裏断熱材を入れるために幅広の垂木にしてるだけで強度は大したことはありません。

以上は望楼の木組みです。  

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玄関小屋根の切り妻付です。

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これは小屋との接合、垂木の付け方、

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屋根の傾斜を緩やかにする板です。普通の建築はヌキより厚い物を使います、広小舞と言います、たまに腐る事が有りますが、原因はぐしの雨仕舞が悪く雨のたんびに雨が浸みて腐って行くのです。垂木もやられます。傷んで来たら瓦を調べるのが重要です。

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筋違の本式の入れ方、土台に切込みを入れて取り付けます、差し込みの出っ張りを特に保護できる。

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「敷居の片方の入れ方」この画像は金属で略式に止めて有り更に釘で止めて有ります。本当は木を打ち込む。

本当の敷居の入れ方は大変に難しく今は片側は釘打ちで誤魔化すのが普通と思いますが、柱には溝を彫り敷居の片側は横に貫通している溝を彫っておき、本駒と寄せ駒を用意し、寄せ駒を打ち込んでセットします。言葉では難しいので建築のこつより図解をかりました。柱は横に切り開く事はしません。

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◎望楼の完成外観です、もう16年経ちました。浸透性の塗料は何度も塗り直しています、特に檜の縁甲板は何年かして油が抜けてこないと色が乗りませんで、すぐ駄目になります。ハーフ丸太はマホガニー、柱などはウォルナット、檜縁甲板はガードラック透明から他のものメイプル色々代えて塗った。

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 北面のハーフ丸太とデッキです右側の屋根は自分で作った、北側は屋根がないと腐りが早い、今度は檜の部材で屋根も付けた。

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これは南面です、サンルームがあります。この地域は春には岩をも射すという東風が冷たくとても二階のテラスには出ていられないそこで屋根付きのサンルームを自力で作った雨仕舞が難しくてとても工事は頼めず、やっと考えて何とか作れた。詳しくは望楼と作業場リホームで。

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これは4畳の吹き抜けに作った囲炉裏です。

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 石鯛ガイドDscn3078

 オクトパスリールシートDscn2020

 完成品クロームメッキ品Dscn2028

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アーチ型石鯛ガイド金メッキクリスタルグリーンリング入り。

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 カワハギ竿に付けられたクリスタルガイド赤。

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二次加工機などの治工具製作も営業してます。

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