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望楼のリフォーム

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http://oks.lolipop.jp/  OKSガイドカタログ版

提供 (有)岡田製作所 〒300-0501 茨城県稲敷市鳩崎881
TEL 029-892-6481 FAX 029-892-3377
釣具ガイド(クリスタルガイド SICガイド ハードガイド ステンレス2重巻きガイド、ミルドラム)、
(アンティークガイド、中通しガイド、石鯛ガイド、イソ、キスS環その他)
オクトパスリールシート。
方位磁石…レンズ付きコンパス、6色カラーコンパス他多数あります。
方位磁石用ピポット(V石)
 『望楼と仕事場』

望楼について書こうと思ったが、管理画面の画像が出なくなってしまいまして書きずらいので、新規に作る事にしました。

仕事場のリホームは現場からしか得られない貴重な情報もありますので、ぜひご参考に特に床下の通気と調湿が床の材質によって大変な差がでます。(別のぺーじに独立させましたのでそちらでご覧ください。)


YouTube: ハーフ丸太望楼囲炉裏

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北面外観築17年

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南の外観檜縁甲板にステイン黄色系、透明ガードラックやメープル等何度も塗りかさねた。

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パーゴラにしようと思ったが二階はステンレスを張って置いた囲いも無く寒いのでサンルームに改築した、

 『望楼構造を見る』

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赤く見える梁は米松白っぽい曲がって見えるのは国内の松、北面の外観。

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蟻穴が各所に見えます。

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筋違の上部地回りに切り込んである。

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松の変形している材を上手く切り組むのは大9さんの証、この家の軸組は大工さんの加工です、プレカットではありません。

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垂木に横から釘が見えます

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日本の松と米松が取り混ぜて使っています平成6年頃なのでまだ国産松梁があった。もったいないので中から殆ど見える様にした。

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こんなに深く垂木の収まりの為に削っている。

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段々と木材が重なって見えてきます。

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床天井の丁度良いたかさに根太掛けで床の高さを調節します。

囲炉裏をどうやって作るか難問でした。最後はベテラン監督の提案で気泡コンクリートで囲おうとなり、一気に作業が進んだ。

Dscn3410 二階6畳の床を作るための根太の取り付け梁に根太の取り付け用の刻みを入れ、根太をぴったり嵌めていくのだが、電気のこでやるので必ず短いのが出来てしまう、角材の根太は蟻組にする。こういう部分がぴったり決まると、軸組は更に強固になって行きます。

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材木が重なって向こうが見えなくなるほどです。ですから地震には強くなるのが在来工法の軸組です。

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風呂の基礎は湯船より上にした。

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麦わらを持っているのが大工さん、松沢さんその左の背の高いのが監督を務めた高橋さん、この後2級の建築士の試験に落っこちて、1級に合格した。一級の必要な会社に移った。なかなか良い奴だった、この建物大変気にいってくれた。今は出世しただろうな。

平成6年は最も暑い夏であった22年も暑いと言われるがこの年だけは特別の様な気がする、大工さんに気の毒なので、外に扇風機回したり、氷水を洗面器に入れてあげたりした、大工さん曰く暑い寒いは大工は商売ですから、と。

Dscn3412 真中に見える養生柱は変木丸太です、上下に仕上げの状態が分かるようにアップ画面をいれました。床柱は絞り丸太を始め構造材の一部として建前で既に組でおく。

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 構造材の一部として梁を支える。         

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一本の変木丸太により床の間らしい効果を狙った。之は銘木として作られているので、背割りはしてないが今もヒビなど入っていません。笠間の春風万里荘の魯山人の改造した部屋を見てまったく違う雰囲気だが変木と言うものだけを真似してみた。北山杉が産地です。     

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変木丸太下部の収まり。

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床天井の約束が大工さんに伝わっておらず、羽子板ボルトがやたら有ったので、35000円払って梁を作り直してもらった、この一本だけは変えられないので残った。

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垂れ壁を入れた

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この3畳は天井が付くく事になっていたが黒松のチョウナ掛けが素晴らしいので見せる事にした初めから分かっていればもっと磨いたのにと言われた、壁を付けなくてはならないので、大工さん一日中ノミでガンガンとラスボードが着くように変更してくれました。変更と言うのは、大変である、請負でなく常用で有ったので良かったわけです。

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国産松の肌は鑑賞価値があります。養生が悪く此の松が黒くシミが垂れて終ったりして随分はらはらした。何しろ板金やが大工の工程に間に合わせないんで、困った、変わった板金屋ですが凝り性で瓦棒は横釘は絶対に見せないし、大工の打った瓦棒用の垂木は間隔が気にいらないと全部外して打ち直してしまうんです。

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「板金の基礎知識」 瓦棒は横の釘が見えないように施行するのが上級、見えるのは,並み、継ぎ目なしは空気の抜けが悪いので、、低級の施行になります。和風屋根の平葺とかレンガ張りと呼ばれる施行は見た目の他に通気性を確保するためのものです。

木の垂木を使わない瓦棒葺は結露の原因ですので棒は使わなくてはならない。破風の巻きも最低1尺で繋ぐのがよい、表面にバッテンのスジを附けたりもします。

銅板の厚さは、本当は0.4ミリ有った方が良いのですが、0.3ミリが良く使われます。酸性雨によって集中的に掛かるところは穴が明いてくるとか言われています、緑青が生えれば耐食性は抜群になります、アルカリ、とアンモニア、には弱いと言われてますが、そんなに弱くはありません、酸には弱いのです、強い酸には直ぐ溶けてしまいます。ですから集中的に雨水が掛かるとまずいことになります。又亜鉛鉄板や、異種の釘などは、イオン電流が流れて低位の金属は溶けてきますので、鉄などは腐ってしまいます。銅板には銅又はステンレスのスクリュウ釘にかぎります。ステンレススクリュウの方が打ち易いし抜けて来ません。          

Dscn3481 これは釘はあくまでも見せない施行です。緑青銅板は高いけど早く本当の緑青が生えると効能書きで有ったが、それはさっぱりです、段々まだらの緑青色が剥げて来て地黒が増えるだけです、普通の方が所どころ、緑青的な変化をみせてきてます。猫のおしっこが掛かると緑青になります。

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火打ちは簡単に釘打ちでちょんにされた、彫り込みは時既に遅しであったし今回は大工さんとしては火打ちは簡略で考えていたようだ、筋違は本式に入れた。釘打ちでもこれを2か所入れたのはで、ものすごく建築ねじれの、防止に威力がでます、有ると無いとでは雲泥の差です。吹き抜けや床天井にしたときは、火打ちが入れずらく、なるので、要注意です。

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風呂のタイルは笠間焼を家族で作りにいった、たまたま色を付けてくれた、魯山人の作った風呂に使われていたイタリア製の立派な竹タイルをアレンジした。小さい風呂には丁度です。クリスタルのような透明感のある風呂桶です。牛久邸で使おうとしたが今は、ないらしい。モルタル壁を乾かないうちに削って間柱も取って斜めにしてやっとセット出来た位最少サイズにしたふたが2枚合わさらないで、重なってしまいます、プラスチックの蓋木製の蓋と違い踏ん張りがないので注意しないと子供は落ちてしまいますから。

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風呂の天井は工務店に任せたら塩ビ製品らしいのを付けてくれたが水滴が入浴中頭傾斜にしてあるので、反対の傾斜にすれば良いのに、やっぱり杉板を張るべきで有った、遠慮したところは、後悔する。工務店と言うのはどうしてこうも頭が悪いのかいまだに分からない。ようするに作りっぱなしですから、反省するところがわからないんです。天井は杉板ガ良いです、例えかびてもタワシで擦れば落ちます、檜はかびると擦っても落ちません、檜でも限界はあります、案外檜はカビで汚くなります。

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台所は防火作りなので、デコラの大理石風にした、取り付けは建て具屋さんが流石であった。

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トイレ杉縁甲板大壁作り、腰から上は漆喰の方が良いと思う。

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洗面所檜縁甲板脱衣場のカーテンレールが見える。クロス張りが全くないので、天井だけ使ってあげた。

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望楼二階6畳杉大壁作り。

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6畳より北面を見る

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「サンルームを作った」4.5尺出の2間の大きさ、左右に開く木製ガラス戸、ラワン材に材木屋にガラスの溝付けをして貰った、組み合わせはノミで平ざしで組んだ.

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下の銅板はレールの方に傾斜している、 ラワンの建具と言うのはとても質素だと思うが、何故か気持ちがほっとします。意外と柔らかい材料です

Dscn3351 外側は銅板を張りサッシ並みの機密性能にしてある。合わせ目は銅が重なる様にしてある、角材の切り組は材木屋の知り合いの大工さんに頼んだ。4万位だったと思う、レールの付く角材は傾斜に削って有るのがちょっと厄介でした。材木は板以外は檜で作った方が良い。ただヤニが出てくるのでやな点でも有る。

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ガラス戸上部はガラスを入れるためにネジで締めて上は外せるようにした。

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ヨシズで遮光の調節をする、風を通せば暑くはならないが網戸を取り付けてないので虫が入ってしまう。6畳の部屋には網戸があるのではいれないが。まだ未完成。

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ひさしは長く(2尺)出したがちょっと弱くて怖いよ。屋根の点検は右サイドの下から3尺の踊り場が作って有るので、そこから屋根に打ってある垂木を使って登れる様にしてあります。

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難問中の接合部の雨仕舞、板金工事は難航を極めた。洋瓦          の凸凹を雨漏りしないようにするのだから一筋縄ではいかなかった。

Dscn3347_3 最後は樋を作って解決した、屋根の材料はポリカーボネートなので釘が打てるので楽であるが透明度は早く駄目になる。

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内部の様子

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両サイドに窓が付いている 床はラオス松を張ったが雨漏りでシミができてしまった、やねの奥のコーキングが駄目になって居たからだった新たにコーキングし直したら大丈夫になった。簡単な所が駄目になっていた。

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窓のすぐそばに緑が有ります。この大きな葉っぱはポぽです。二階から木の上を見るのは何とも言えない良さです。

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余っていた3ミリのガラス板 を使った。

Dscn3357_2階段上の踊り場より見るお立ち台、囲炉裏を見たり、、火打ちに足を乗せて吹き抜けの窓の開閉や、デッキの屋根にも出られます。このお立ち台に出るには屋根裏収納をはいはいして行く。

Dscn3358_2 階段両サイドの壁はシナベニヤにしたが、此のころからすでにホルマリンが効ず、キクイ虫に年中食われている、アリ金ノズルでやっつけるしか手はないが、柿渋に砥の粉を混ぜて塗れば良いと分かっているが、やる暇がないんだ。階段板はサワラです、透明のウレタンをかけてあります。足ざわりは案外良い。米松のピーラだと偽っていた、材木屋が見てくれて判明した。だけどサワラの方がヤニも出ないし暖かいのでよかった。

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二階天井全て杉合決り。あめ色に輝くので美しい。14,5年が最もうつくしいかも。

額には、「物あり 融然として 心に浸む喜びと言はんは過ぎ 哀しみと云はんは未だ及ばず」…自然と人生から、相模灘の落日の一遍と言う難しき文中に登城。

徳富蘆花の語として書道に、佳恵子書く。

Dscn3361_2 屋根裏通路横の角材は、無くても大丈夫と言われているのだが、そのままにしてある。

最後に檜の外壁材の余ったので床を作って貰った。もう飽き飽きした板打ちであったでしょう。良くやってくれました。

Dscn3364 梁に割れが入っているが、これはほんらいの姿で材木を乾燥させるために、自ら割れを入れる生きている木のなせる事です、これにより材の強度が上がっていきます。ここの左官屋は間を明けて3度塗って行ったので、まったく隙間が出来ないでいる。京壁です。

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囲炉裏のケヤキ枠が150角なので、平ざしでしか加工出来ないそうでして、普通は45度の留組(とめぐみ)で作るのだがもっと半分位の厚さの時は可能だとか、この穴掘るのは大変でして、水にぬらしながら少しずつ掘っていく。機械にかけてみたがくっついてしまい、使えなかった。銘木屋からのケヤキなので良く乾燥していたので、硬かったということです。

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奥に見える屋根は新たに付け足したものです。

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屋根が無い部分が腐ってしまい屋根のある柱までやられてきたので大修理になった、修理は檜柱など床板は米松だが、垂木や半柱等も檜にした、柱二本の切り組は一日かかった、ほぞ穴はノミだけで明けた方が早く開くのが分かった。

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こんな簡単な建前も一人では出来ず従業員二人に手伝ってもらったが、案外危なかった。なんだか寸法が短いので地回りをつないである。

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コーキングして終わりです。        

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ポリカーボネートやアクリル等余っていた材料も使った、コーキングと言うのは半年ぐらいしてからもう一度やり直すと漏らなくなります。

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この角から腐ってきたが今度は絶対大丈夫だ。北西のデッキで屋根が無いのは致命的な欠点だった。そういう時はオール檜にするか鉄板が良いと思う。

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元からあった梁に蟻穴を掘ったのだが大変に欠けやすいのが分かった。米松の限界を見た気がした。

◎工場の作業場リフォームはこのページからカットしました。別に独立したページに移しました。

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2014.08.12 Tuesday 20:43 | 
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