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雑木庭園の山野草1
[ 野に置け山野草 ]
椎木と落葉樹の庭
◎1謎のリンドウ 2紅花イチヤク草 3金襴 銀欄 ササバ銀欄 4ギンリョウソウ 5ショウジョウバカマ 6スミレ 7 カタクリ 8寒葵 9白根葵 10キクザキイチゲ 11岩桐草 その他 雑木庭園でも最も維持が困難を伴う椎木が主力の庭園にはどのような楽しみがあるのでしょうか。 それはやはり山野草が自然と定着してくれることです。さらに絶滅が危惧されているものが自然に生えてきたり等手入れは大変でも思いがけない楽しみが待っています。 心無い愛好家や業者によって自然が荒廃している現状にはこころが痛みます、レッドデータプランに掲載されている山野草を調べると育てやすいけれども絶滅危惧種CRになっているものや育てにくいCRのものもあります。ENやVUにしてもそれは同じです。 ◎ 樹木が生えている土の中は共生菌が発生しています共生菌は山野草などには光合成で得られる炭水化物を樹木から供給し植物からは水やミネラルを供給する関係を築いています植物によってはある特定の樹木から得られる共生菌によって根ずくことができるものもあるわけです、この雑木庭園は田んぼを埋め立てたものですのではじめのうちは上手く育たない種も30年経った頃からは、定着が難しかった山野草も上手く育つようになりました。共生菌が十分に育った証です、それでも日当たりや湿り気等色々考えて植え込まないとさっぱり増えていかないことになります、鉢栽培でも難しいとされる種は路地植えでもやはり難しいものです。 雑木庭園ではどの辺までの山野草が自生できる限界かを見極めるのを主な目的にしていますが、山野草の楽しみは何と言っても群生するかどうかが第一の楽しみです。又鉢植えでは上手くいかない種でも路地植えならば簡単に育つというのも醍醐味です、高山植物は路地植えは大変難しくほとんど不可能ですが、鉢植えならば育てられる等有利不利があるのは当然です。 自然がいいからと人間が全く手入れしなければどうなるでしょうこの庭園は木の葉で埋まり苔も見えませんそこに雪割草が咲くのと苔を背景に咲くのではどっちが良いかは歴然です。茨城の地膨れ山は放置された結果中に入れなくなっています篠竹がびっしり囲み葛や藪からしが覆いい尽くし大きな木にはフジや葛が巻き付き荒れ果て誰も近づきません、自分は決死の覚悟で 近くに見える地膨山の中に入りましたが山野草と呼べるものは何もなかった、ただ中は意外と広かった。 そこは椎木の巨木が山の頂点を覆っていた。 その上空はノスリやトンビが舞います、子育ての時はカラスが多くトンビは追いかけれられています。 そういえば最近はフクロウの鳴き声がしません、コノハズクも見かけませんゴルフ場が出来て久しいので棲家がカラスに荒らされてしまったのでしょう、フクロウが頭を下げて昼間この庭園に逃げてきました、その後池に落ちて死んでいたのを見つけたが、可哀想だがいかんともしがたい事です。 早くこの庭園に祠が出来ないか何とか自分が生きているうちに祠が欲しいもんです。 良くエガラが枯れた幹にあなを開けるのですが、低い位置の場合は蛇に食べられてしまいます上の方でへびに感づかれない場所でなければだめまなので、そこがどこにできるか梢見ながらいつも思っています。 土鳩はつがいで仲良く居着き子も増えました、良く話しかけます、猫が襲っているので羽が抜けおちていますが、やられてはいないようです。 又この庭園は昆虫の楽園でもあります、鳥や虫たちのいない庭園は無味乾燥です、死の世界と言っても過言ではありません、若い方で虫を怖がったり木の葉が落ちるのを見て嫌がり庭をコンクリで固めて駐車場にしてしまう方も多いい時代です、殺伐たる心の人が増えれば子供の虐待などが多くなるのではと思います、家庭ではもっと素晴らしい自然を愛する心を教えることが大切です。 雑木庭園は単に雑木林を作った庭とは全く違う、もっと格調高い苔庭ですからその辺は良くご了解いただき画像や記事をご覧いただければ幸いです。山野草の素晴らしさを少しでも多くの方に広められればと思っています。毎年花たちを見たいと思う気持が生きる糧になると思っています。ぼけてる暇はありません。 最近分かった貴重な山野草からご覧ください。 1 謎のリンドウ 栄養のいいのは一株から7個も花を咲かせます。 このリンドウは苔リンドウとは全く違います、小さいのでしゃがまないと分かりませんがよく見ると可愛らしく気品があります、20〜30位は出ます。絶滅危惧種にも載ってないし、日本の野草(山渓カラー名鑑)にもありません。 椎木の落ち葉と比べれば大きさが分かります。 白いのは八重桜の花びら。 2015年になり巨大になっていた株を発見した緩効性肥料でも吸収したのか分かりませんがこんな大きいのは初めてです細長い葉は白糸草のまだ咲かない葉っぱです。 もしかしたら違うものかもしれません。 2 紅花イチヤク草 去年植え込んだものが冬を迎えて残っていました、共生により根ずくので何度植えても枯れてしまったのですがいつの間にか 花まで付けていたとは気が付かなっかった。立っていると丁度椿の葉っぱに隠れて見えなくなる場所でした。 これを発見して色々な苦労が報われたなーと思った。今後どう増えてくれるのか見守ってゆきます、もし増えれば貴重なことだと思います。実際の深山での群生はそれは見事なものですが、ここに定着すれば又違う魅力があると思います。 ビオトープの近くに植えた紅花イチヤク草 上の画像3枚はすべて枯れてしまった 3 キンラン、銀欄 ササバ銀欄 金襴の間と名づけた群生地帯、全体では100本以上が咲きました。 金襴の生息域として良くクヌギ林が有名ですが、常緑の広葉樹、椎木の小さい林の中が始めの発生場所でした、この庭園は建物も大きく面積を取っていますが全体は680坪有りますので、椎木は30本も植えてあります。 銀欄です。どんなに小さくても必ず花は付けるのが可愛い。一時100位に増えたが今は50あるかな。 花の数は1個から13個位付けます。金襴よりは小型ですが観賞価値は高いといわれています、金襴とともに共生菌によって生きていますが微量要素を樹木に供給して共存関係を保っています。 ササバの出だし ササバ銀欄は金襴ほどの大きさが有ります花も沢山つけて豪華ですがなかなか増えません、こっちの方が金襴よりも貴重だと思うのですが、絶滅危惧種にはなっていません。クゲヌマ欄はCR金襴はVUですがどんなもんでしょうか。 4ギンリョウソウ 腐生植物ですが草として分けられているので日本の欄の仲間ではありません。シャクジョウソウはそうとついているが腐生欄の仲間なんです。 池むこうの苔が丘という場所に毎年あらわれる、椎木を切ってしまったので出ないかと思ったがコツボ苔の中から現れた。 ´12年はここに2か所であった 2014年6月突然現れたキャラ山のギンリョウソウ 中央に小さく見えるのがギンリョウソウ、ここは余り落ち葉が積もっていない場所なのに腐生植物が出るとは思っていなかった。 最近分かったのですがギンリョウソウは秋には実を付けて中には微細な種がいっぱい詰まっているのだとか、自分の見ているギンリョウソウは枯れて無くなっておしまいですが、受粉すればそういうことになるのか今年は観察します。 5 ショウジョウバカマ カンザシ通りがあるほどいろんなところに増えている、常緑性なので利用価値が高いし早春に咲くし花期が長い。 白花ショウジョウバカマは綺麗。 6 スミレ 苔の中に増えた立ちつぼスミレ、ここは寒葵を増やす場所になっている。 小スミレの群生は案外ない。 たちつぼスミレありふれたスミレだが時期ともなれば綺麗だ、苔に中は咲いた後が邪魔になるので間引かなくてはならない。 千葉で採取した大きな花の白と紫の画像が見つからない。五ヶ山のスミレも分からない、匂いスミレ、他にはあと何種類かある、画像は後から。 千葉のスミレ、花が大きい、白と紫。 サクラタデは確かに美しいが、大きな花でないとパッとしませんし草丈が高くなるので、まとまりが悪いのが難点ちょっと保護すれば良く増えます。 こんな期の穴にも雪割草は育ちますが、日が当たりすぎで枯れてしまった。いくら強くても雑草のような強さはない。 7 カタクリ カタクリはあちこちで20くらいにはなったが勢いがないと綺麗さは出ない。葉が二枚出れば必ず花を付けます。 種から咲くには7年かかる。今年は少し減ってしまった栄養が足りないのかな。あまり元気がありません。 キバナカタクリはつつじ山で元気。案外綺麗で見ごたえあり。 8 寒葵 らんよう葵は丈夫で花も良くつけるし、ギフ蝶はよく食べて育ちもいい。 これはらんよう葵の出始め 札は立っているが字は消えているので これはアツミ寒葵2015年は相当増えてます。 なんだかわからない、凄く地味な花を付けます。 これはオナガ寒葵 増え方は遅い。CR、 9 白根葵 白花と薄紫が咲きますが前からある薄紫は増えません池のふちで踏まれてしまうからかな。 ロックガーデンにも上田が果たして2015年に出てくれるかなほじくったかもしれないのでどうかな。白花は結構日が当たるところで乾燥もする場所で関東岩うちわと一緒に場所に植えた、照山の裾。 10 キクザキイチゲ 濃色キクザキイチゲ、姫カンスゲの周りで増えてきた、貴重です。 群生地帯の画像 ここは水路と呼ばれているところで腐葉土も堆積した湿り気のあろ場所で落葉の裾で南側は篠だけもあり日の当たり加減がちょうどよいらしくあっという間に増えて咲き出しました2015年は咲いた画像を取ります’14の撮ったのはocnのブログ人に載せたのに消えてしまった。 咲いた後の葉っぱの群生状況です。 11 岩桐草 岩に2か所植え込んでみた、上のほうのは枯れてしまったようで下のは時期まで残っていたが翌年は出なかった。 夏場の乾燥に耐えられないようだ、シダや苔は強いが鹿沼土で育ったものだからそれを落として植え付けるので無理がある。ウチョウランなんかは強いが。こぼれた種からでないものか見守ってはいます。もっと左の方に水路が下にある方に植えてみようと思う。こういうところでないと観賞価値が出ないので何とか定着させたい。豆シダの上に乗っけてみるのもいいかも何しろ根さえ張ってくれれば時間をかけて適応するのでは。 平地の苔の中に植えたのは2株出てきたが花は咲かなかった。 平らな場所の苔に植えた岩桐草、ここのは途中で枯れなかった。 常緑性なのが岩桐草です。 二株残った岩桐草はこんなに小さい。赤腹にむしられないよう網をかけています、他の害獣害鳥はモグラ、鷺、カワセミです、モグラの土は使い道はありますが弱い山野草は枯れてしまいます。隣には広い田んぼの休耕田があるのだからわざわざ苔を嵐に来なくてもミミズはいると思うのですが、猛禽類が怖いのかもしれません。天敵はメスの飼い猫ですが最近フワフワはモグラを取ってきません、台鷺には刃が立ちませんリスやウサギは捕って殺してしまいます。 余談ですがジムグリという蛇には猫は戦い方が分からず小さい蛇でも首に巻きつかれボートしてしまいます気が付かないと死んでしまいます。前に飼っていた三毛猫は経験豊富なので爪で頭をひっかくだけで戦いません。 いただいたのだが消えてしまった、鉢植えでは無理だったのか。育てやすい種類で1年でずいぶん増えたのですが突然全滅腐って来たかダンゴムシに食われて消えてしまった、この虫はちょっと弱ったものは食べてしまう厄介な虫です。 12 サクラタデ 13 クマガイソウ クマガイソウはこの場所で10株ほど咲くようになったが、場所が狭いので毎年減り3年ぐらいででなくなった。 腐葉土が堆積したふかふかのところにならば定着する。工場の裏側が手入れが届かず木の葉と枯れ枝などが何年も積もった場所があるのでそこをこれからの生息地にしようと思う。 この庭園はは夏場が暑いので暑さに弱い種類は長年定着は厳しいのだが、いろいろ考えて植えれば適地が分かるのであります。 雪割草 いくら丈夫な雪割草でもこの木のうろの中の土では2年位は枯れずにいたが油断していたら。 乾燥に負けて枯れてしまった。 14 3輪草 三角地帯の一角を占めた八重の一輪草。三枚葉は三つ葉ツチグリ 15 福寿草 2014.12.29 Monday 23:45 | ▲
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